日本 vs ベルギー
7月3日(火)03:00〜

実況・解説
試合データ

【石川解説】

それにしても、2か月前の監督交代から、ここまでチームを仕上げた西野朗監督の手腕には驚かされた。ポーランド戦の時間稼ぎ論争も吹き飛ばした。ハリルホジッチ前監督の縦に速い攻めと対人プレーの激しさも息づいたチームで、日本サッカーの方向性が示された。

【石川解説】

日本サッカーにとって、収穫の多い名勝負だ。パス回し、ボールさばきはベルギーを上回った。先制点を奪ったカウンター攻撃は、縦への速さもあった。つなぎと速攻を融合させた「日本らしいサッカー」は欧州の強豪にも通用する。これを続けなくてはいけない。

【石川解説】

「何が足りないんでしょうね」と、西野監督が試合後、言葉に詰まっていた。日本とベルギーの差は、一体どこにあったのか。わずかな隙を突く時の迫力と、抜け目なさ。欧州の強豪には、戦いに慣れた者の強さを感じることが多々あるが、それが発揮された。

写真

惜しい逆転負けで #8強 進出ならず、肩を落とす選手たち。

インタビュー

長友選手はテレビのインタビューに「悔しけれど、自分たちのすべてを出したので、悔いはない。自分にできることは全てやった。負けて悔しいけど、笑顔で胸を張って帰る」と清々しい表情で語りました。

インタビュー

西野朗監督はテレビのインタビューに「ワールドカップの怖いところでしょうか。追い詰めましたけれども、何が足りないんでしょうね…」と、言葉を探しながら答えました。

インタビュー

長谷部主将はテレビのインタビューに「2点先行しながら逆転負けというのは、力不足。2点先行して相手が前掛かりになるので、耐えて、カウンターのチャンスあると思ったが、不用意なボールの取られ方、ミスが重なって、自分も勝負の甘さが出た」と振り返りました。

【石川解説】

日本の2点は、相手守備の甘さを突いた、狙い通りの形だった。1点目は柴崎のスルーパスと原口のシュート、2点目は乾の決定力が素晴らしかった。微妙な形で1失点目をしてから、立て続けにやられて、そこからが本当の勝負という展開になった。

【石川解説】

甘くない……。最後の最後に、ベルギーをスピードに乗せてしまった。あのカウンター攻撃が、ベルギーの最もやりたいことだった。それまでは封じることができていたのに。シャドリには、昨年11月もやられている。相手の交代策が的中した格好でもある。

試合終了

選手らが一列になって観客席に一礼。日本サポーターが拍手で健闘をたたえています。

試合終了

乾らが目元をタオルで押さえています。

試合終了

日本、2-3で敗れました。8強の壁は厚かった。

後半ロスタイム

終了間際、ベルギーがカウンターからシャドリが流し込み、ベルギーが勝ち越し。

後半ロスタイム

本田がゴール正面35メートルのフリーキック。ゴール左枠に行ったが、GK好セーブ。

後半ロスタイム

ロスタイムは4分です。

86分

ベルギーの連続ヘディングシュートを、川島がともに好セーブ。

84分

本田がシュートも、左に外れる。

81分

日本が選手交代。柴崎→山口、原口→本田

74分

ベルギーが追いつきました。左クロスを、194センチのフェライニが中央でヘディング。試合は振り出しに戻ります。

69分

ベルギー、ゴール前の混戦から左にこぼれたボールを、山なりのヘディングシュート。川島の頭上を越えてゴール。2-1に。

石川聡

いしかわ・あきら 1956年生まれ。大学卒業後にサッカー専門誌編集部で海外サッカーを担当。その後、トヨタカップ、日本代表戦などの大会プログラム編集、執筆に携わる。W杯は1982年スペイン大会から続けて取材し、今回が10回目。