日本 vs ポーランド
6月28日(木)23:00〜

実況・解説
試合データ

【浅井解説】

私の研究室でまとめたデータによると、日本代表は相手のバイタルエリア(ベナルティーエリア手前のゾーン)に攻め込んでのパス成功率が、ポーランド戦は47%で、相手を10ポイント下回った。セネガル戦は80%以上。好機でのプレー精度を取り戻すのが8強への条件となる。

【浅井解説】

初先発した6人に、主力の座を奪うようなプレーをした選手は、残念ながらいない。GK川島は、失点こそあったが、きょうは集中力のあるプレーで、そこは収穫。次の先発は前の2試合に戻すだろう。相手はベルギーよりイングランドの方がいいと、個人的には感じる。

【浅井解説】

西野監督は、ブラジルを破る「マイアミの奇跡」を起こした1996年のアトランタ五輪でグループリーグ敗退。長い時間をボール回しでつぶした最後の作戦には、突破への執念も感じられた。決勝トーナメントでは、前の2試合のようなサッカーを取り戻してほしい。

【浅井解説】

10分以上、時間を使っただろうか。危ない橋を渡ったが、決勝トーナメントに行けたという結果が大切ということだ。他会場で逃げ切ってくれたコロンビアに感謝するしかない。

試合後

川島だけ1人ピッチに現れ、サポーターの前で頭を下げました。「吹っ切れた」という感じがします。

試合後

長友選手がTVインタビューに「目標の決勝トーナメント進出達成できてよかった。最後の試合で負けたが、一丸となり進出できてよかった」と話した。

試合後

長谷部選手がTVインタビューに「シチュエーションとして非常に難しいゲームだったが、自分たちは集中しようと話して。厳しい失点をしてしまった。最後は他会場の結果を情報に入れながら戦った。最後は見てくれている人にもどかしいサッカーになったが、これが勝負の世界。次にいけるという結果を取れたのは大きいので、16強戦に向けてやりたい」と話した。

試合後

GK川島TVインタビューに「このゲームに関しては残念な気持ちだが、3試合、全員でつかんだグループリーグ突破なのでうれしい。この2試合、チームに迷惑をかけていたので、(好セーブで)しっかり仕事できてよかった。自分がチームを救う番だと思っていた。一人一人の気持ちがこういう結果につながった」と話した。

試合後

西野監督がTVインタビューに「チームとすれば本意ではない、選手も本意ではないと思うが、こういう形も成長していく中での一つ。ポイントは他会場の流れもあり、多様性が常に問われるゲームだった。ピッチの選手たちも対応が難しかったと思う。これからまた、強いチャレンジに入っていきたい」と話した。

試合終了

日本は0-1で試合終了。セネガル対コロンビアで、コロンビアが勝利したため、2位での決勝トーナメント進出が決定しました。

【浅井解説】

この、運命のかかったジリジリした時間。なんとなく、あの「ドーハの悲劇」を思い出してしまう……。

後半ロスタイム

大ブーイングの中、日本がボールを回しています。ポーランドもボールを取りに来ません。

後半ロスタイム

ロスタイムは3分です。

【浅井解説】

長谷部を投入して、時間を使う作戦に出た日本代表。吉と出るか、凶と出るか。やる以上、もう徹底するしかない。裏カード次第でもあるが。

88分

H組の2試合がこのまま終わると、日本は決勝トーナメントに進出できます。

85分

日本が中盤でゆっくりとボールを回しています。無理をしません。

82分

日本が最後の選手交代。武藤→長谷部。

80分

ポーランド右クロスに槙野のクリア球があわやオウンゴール。川島がしのぎました。

74分

ポーランドカウンター。右サイドからのクロスにレバンドフスキが飛び込むも、枠を捉えられず。

72分

柴崎の左CKから、吉田が頭であわせるも、右に外れる。

浅井武教授

あさい・たけし 筑波大学大学院人間総合科学研究科教授。スポーツバイオメカニクス、スポーツ工学専攻。1956年9月12日生まれ、愛知県出身。81年、筑波大大学院体育研究科コーチ学を修了。筑波大文部技官、山形大助教授などを経て、2005年に戻った筑波大で教授になった。選手の動作解析やボールの軌道計算といった「サッカーの科学」における日本の第一人者。14年W杯ブラジル大会の公式球の特徴を分析した論文は国際的な物理科学雑誌に掲載された。筑波大蹴球(サッカー)部の顧問も務める。