「点を取るたびに僕は少年に戻る」~グリーズマン

[W杯のスター]点取り屋 踊りも魅力 フランス FWグリーズマン(27)

ゴールを決めた後の笑顔も魅力のグリーズマン=ロイター

はじける笑顔と両脚を交互に振る独特のダンスで、ゴールの喜びを表現する。「点を取るたびに僕は少年に戻る」。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトで、理由をこう語る。

だが、ゴールを奪うすごみは、こうした無邪気さとは無縁。相手DFを寄せつけないドリブルと、相手GKが届かない場所へ確実にシュートを放つ決定力。2016年欧州選手権で得点王(6点)となり、所属するアトレチコ・マドリード(スペイン)では今季19得点、5月の欧州リーグ決勝でも2得点で優勝に導いた。

「フランス語で考えるけど、怒った時はスペイン語が出る」。出自や育ち方が多様なフランス代表で、グリーズマンは母方の祖父がポルトガルからの移住者。自身は10代前半で祖国を離れ、スペインでプロとしての実力を磨いてきた。

フランスは、前回ワールドカップ(W杯)ブラジル大会は準々決勝で、16年欧州選手権は決勝で、いずれも優勝国となるドイツ、ポルトガルに惜敗している。「攻守ともに完璧な選手を目指している」と理想を掲げる点取り屋は、モスクワで世界一の美酒を味わえるだろうか。(平地一紀)

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