「日本に勇気を与えて」中村航輔、武藤嘉紀にエール

サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本代表メンバーに、都内出身者ではGK中村航輔選手(23)(柏レイソル)とFW武藤嘉紀選手(25)(独マインツ)が選ばれた。W杯出場はともに初めてで、ゆかりの人たちからは喜びと期待の声が上がった。

昨年12月9日の北朝鮮戦で、代表デビューを飾った中村選手(奥)

「1試合でも多く出場して、日本に勇気を与えるプレーをしてほしい」。中村選手を小学校時代に指導した小池一博さん(39)はこうエールを送った。

北区出身の中村選手は小学5年まで、小池さんが監督を務める地元クラブチームでプレーし、柏レイソルの下部組織に移籍。16年にはリオデジャネイロ五輪に出場し、次世代の代表GKとしての呼び声が高い。

小池さんは中村選手に「教えている子ども達(たち)、北区総出で応援します」とLINE(ライン)でメッセージを送信。「はい!ありがとうございます!」と返信があったという。

この日夜には、小池さんが指導する「ヴィルトゥス」の練習があり、後輩にあたる選手たちも喜んだ。主将の内山拓郎君(北区立王子第一小6年)は「中村選手はボールへの反応が良く、シュートをセーブする姿がかっこいい。僕も日本代表に選ばれるようにたくさん練習したい」と目を輝かせた。

武藤選手は、世田谷区出身。慶応大学、FC東京を経て、15年に活躍の舞台をドイツに移した。

5月30日のガーナ戦で途中出場し、シュートを放つ武藤選手(手前)=稲垣政則撮影

武藤選手は小学校入学前、マラソンの川内優輝選手らも所属した「バディスポーツ幼児園」に通っていた。小さい頃から陸上競技やバスケットボール、体操、水泳、スキーに打ち込み、約8キロの山道も走り込んで体の基礎を作ったという。

同園の鈴木威園長(68)は「幼い頃から人一倍努力する子で、よく頑張ったと思う。FWは点を取ることが仕事。得点のチャンスは必ずあると思うので、ゴールの場面を見せてほしい」とエールを送った。

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