セネガルを分析~ドリブル突破が脅威・堅い守備

◆セネガル ドリブル重視
サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本が日本時間25日午前0時からのグループリーグH組第2戦で戦うのが、セネガル。データスタジアム社によるアフリカ最終予選の分析からも、FWマネ(リバプール)らのドリブル突破力を生かした一気の攻め上がりが脅威であることが読み取れる。

顕著なのは、仕掛けの積極性。南アフリカなどを相手に6戦無敗で突破した中で、1試合平均のドリブル数は18・17を記録した。H組4チームでも最多(日本は13・0で最下位)で、軌跡を見ると、両サイドでの長い駆け上がりが目立つ。

欧州チャンピオンズリーグ準優勝チームでも速攻を支えた26歳のマネは28度と、2位選手の2倍を記録。他部門でもアシスト3、クロス16本、ファウルされた回数21などがトップで、攻撃の生命線なのは明らか。ゴールは最終予選10得点(うちオウンゴール1)をFWサコら8人で挙げており、<マネが仕掛けて、仕上げは全員で>というイメージが浮かび上がる。

速攻を支えるのは、相手ボールを刈り取る強烈なプレス。セットプレー以外で挙げた7得点で相手ボールを奪った地点は、平均で自ゴールから63・4メートルと相手陣内に入っており、日本(46・8メートル)やコロンビア(32・6メートル)など他3国がいずれも自陣内となるのと比べて突出している。日本は、DF陣などによるパス回しで失わないよう細心の注意が求められそうだ。(平地一紀)

◆25日午前0時対戦 長身選手 堅い守備

今年の強化試合は3戦連続で引き分けている。5月31日には格下のルクセンブルクと0―0に終わり、マネが出場しなかったとはいえ攻撃に課題を残したが、3戦計1失点と守備は堅い。

シセ監督はルクセンブルク戦に4バックで臨み、センターバックには守備の要であるクリバリと、本来は中盤のクヤテを組ませた。過去に試した3バックについては「まだ(W杯で)やるとは言っていない。サッカーでシステム変更はよくある」と語った。

代表23人のうち22人が欧州のクラブで活躍、長身選手がそろった大会屈指の大型チームは個々の能力も高い。主将のクヤテは「我々は家族のように、全員がお互いのために尽くそうという思いにあふれている」と結束力にも自信を示し、マネは「これからもっと良くなる」。クロアチア、韓国との強化試合で総仕上げし、本番に臨む。(風間徹也)

※集計はデータスタジアム社独自のため、試合の公式記録と違う場合もあります

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