スイスの堅守をこじ開けろ~FW陣の奮起に期待

【ゼーフェルト(オーストリア)=藤基泰寛】サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場する日本代表は8日午後7時(日本時間9日午前2時)から、スイス代表との強化試合をアウェーのルガノで行う。世界ランキング6位のスイスは、プレーオフを含めた欧州予選12試合で欧州王者のポルトガルなどを相手に計7失点という堅守でW杯出場を決めたチーム。今年に入って複数得点の試合がない世界61位の日本は、FW陣の奮起が注目される。

FWのポジション争いをする大迫=稲垣政則撮影

日本は、昨年10月のハイチ戦(3得点)を最後に、8試合で複数得点を挙げた試合が昨年12月のE―1選手権での中国戦(2得点)だけしかない。国内組で臨んだE―1選手権を除けば、この間に得点したFWは中島(ポルティモネンセ、W杯は選外)のみだ。

大迫(ブレーメン)が最後にゴールしたのは昨年10月のニュージーランド戦。岡崎(レスター)は1年以上も遠ざかっており、今季のドイツ1部リーグで8得点を挙げた武藤(マインツ)も、2015年10月に代表2ゴール目を挙げたきりだ。

3人は、西野監督の初陣だった5月30日のガーナ戦で出場しながら、そろって不発。セットプレーでの攻撃練習に時間を費やすオーストリア・ゼーフェルトでの合宿では監督と話し込む場面も見られた大迫は「感覚的なものを詰めて、ピッチの中でやるだけ」。武藤も「クロスに対して相手DFの前に入る動きなどを増やし、少ないチャンスを決めたい」と気合を入れた。

W杯で対戦するH組の3チームには、それぞれロドリゲス(コロンビア)、マネ(セネガル)、レバンドフスキ(ポーランド)という世界レベルのアタッカーがいる。失点もある程度は覚悟せざるをえない戦いで勝ち点をもぎ取るために、点を取る形を見いだすきっかけを欧州の強豪スイスとの一戦でつかみたい。

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