集大成のW杯へ~モドリッチ

[W杯のスター]抜群の攻撃力 集大成へ クロアチアMF モドリッチ(32)

ワールドカップ(W杯)デビューは、2006年ドイツ大会のグループリーグ・日本戦。わずかな時間の出場ながら、世界への挑戦が始まった瞬間だった。

世界屈指の司令塔との評価を得ているモドリッチ

08年に母国の強豪ディナモ・ザグレブから移籍したイングランド・プレミアリーグのトットナムで注目を集め、12年にスペイン1部リーグのレアル・マドリードに加入。けがに悩まされながらも世界屈指のビッグクラブで数々の栄冠をつかんだ。

運動量があり、激しい守備も光るが、最大の魅力は攻撃センス。中盤で的確にボールを散らし、縦パスで決定機を演出するとともに、ドリブルも仕掛けられる。背番号10を背負い、世界選抜のようなチームにあっても才能は際立っている。

一方、代表では苦い経験が続いている。母国は1998年W杯フランス大会で3位と躍進を果たしたが、自身が中軸となってからは、10年南アフリカ大会の出場を逃し、14年ブラジル大会はグループリーグ敗退。W杯ではまだゴールがない。

ロシア大会の出場は欧州予選プレーオフの末に決めた。代表のダリッチ監督から「我々にとって最高の、勝つための原動力となる選手」と最大級の賛辞を受ける32歳が、集大成のW杯で本領を発揮できるか。(岡田浩幸)

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