「死の組」1位突破の守護神~ナバス

前回大会の躍進の再現を狙うナバス=ロイター

[W杯のスター]守護神 更なる進化 コスタリカGK ナバス(31)

前回W杯で、世界にその名を知らしめた。「死の組」と称された強豪ぞろいのグループリーグを1位突破。準々決勝ではオランダにPK戦の末に屈したものの、8強進出はコスタリカ史上初の快挙。好セーブを連発し、5試合でわずか2失点の堅守の立役者となった。

この活躍で自らのサッカー人生は大きく変わった。大会後、名門のレアル・マドリードに移籍。当初は元スペイン代表GKカシリャスの控えに甘んじていたが、カシリャスの移籍後は正GKの座をつかんだ。スター軍団の一員として欧州チャンピオンズリーグ3連覇を成し遂げた日々を、「(退任したジダン監督に)自信を与えてもらい、自分のことを信じてもらった」と語っている。

身長1メートル85とGKとしては大柄ではないが、抜群の瞬発力によるシュートブロックは圧巻だ。スペイン1部リーグで4月、至近距離からのシュートを止めた場面は、同リーグの公式インスタグラムで「今季最高のセーブ」と称賛された。

4年間でさらに高いレベルの経験を積み、揺るぎない地位を築いた守護神。今大会でもチームのカギを握るのは間違いない。(帯津智昭、終わり)

<<
ニュース一覧へ戻る
>>