西野監督「勇気もち攻撃」…コロンビア戦へ

 コロンビア戦に向けて抱負を語る西野監督(右は長谷部)(18日)=宇那木健一撮影

コロンビア戦に向けて抱負を語る西野監督(右は長谷部)(18日)=宇那木健一撮影

H組の日本は19日午後3時(日本時間午後9時)から、前回ブラジル大会8強のコロンビアとの初戦にサランスクで挑む。世界ランキング61位の日本に対し、相手は16位。西野監督は18日、公式記者会見に臨み、相手エースのMFロドリゲスを強く警戒しつつ、「守備から攻撃に、どれだけ勇気を持てるか」を勝負のカギに挙げた。

就任から約2か月で迎える本番。西野監督は終始、落ち着いた口調だった。気負いも見せず、自然体。急ピッチのチーム作りだが、「準備は十分だった手応えも感じている」という言葉に偽りはないようだ。

コロンビアに主導権を握られる展開を想定。「(相手の)攻撃的なリズムを、まず止めたい。彼らのテンポに常に(受け身で)リアクションする戦いはしたくない」と、反撃に出ていく考えだ。「我々も十分にボールを保持し、攻撃を仕掛けられる自信を、選手に持たせたい」と力を込めた。

特にロドリゲスを「コロンビアのシンボル」と表現。「誰かが彼を抑えるマンツーマンの対応も考えたが、そうもいかない選手。グループで抑えないといけない。縦横無尽に顔を出す選手を自由にさせると、コロンビアのスタイルは確立される」と気を引き締めた。

締めくくりには、ロシア語で「スパシーバ(ありがとう)」と一言。時折、ちゃめっ気を見せる西野流を、サランスクでも貫いた。練習前の円陣も普段通りにあっさりと済ませ、選手の動きを見つめた。

選手同士の「化学反応」を唱えた4月の就任記者会見から西野ジャパンはスタート。決戦前日にまた同じ表現を使った。「我々には俊敏さや、それを連動させる強みがある。日本の選手が持つ技術力と、規律を持ったプレーを出したい。選手たちが大舞台で、違った反応を起こしてくれる可能性を信じたい」。描いてきた姿を、見せる時が来た。(サランスク 青柳庸介)

<<
ニュース一覧へ戻る
>>