日本に敗れたコロンビア、二つの「大きな誤算」

 39分、キンテロのFKがぎりぎりゴールラインを越え、同点に追いつかれる(GK川島)=稲垣政則撮影
39分、キンテロのFKがぎりぎりゴールラインを越え、同点に追いつかれる(GK川島)=稲垣政則撮影

「我々は、ロシアを征服しに行く」。前回はケガで欠場した世界的なストライカーのファルカオが、高らかに宣言して大会に臨んだコロンビア。しかし、二つの大きな誤算により、出はなをくじかれる結果となった。

一つ目の誤算は、絶対的な存在感を放つロドリゲスが、左ふくらはぎの違和感から先発を外れたこと。さらに3分には、中盤の守りの要、C・サンチェスが、ハンドを犯して退場に追い込まれた。

だが、前回8強の南米の強豪は、ただでは引き下がらなかった。経験豊富なペケルマン監督は、右サイドのJu・クアドラードを下げ、C・サンチェスの穴にバリオスを入れて対応。後半途中には、ロドリゲスと点取り屋のバッカを投入し、勝ち点をもぎ取りにきた。

キャプテンマークを巻いたファルカオは、前線での力強いプレーで日本の守備陣を苦しめ、一時は同点とした39分のFKも、ファルカオがファウルを受けて獲得したもの。存在感は十分に発揮したが、最後は日本に屈する形となった。

「後半は巻き返したが、日本にはまだ交代選手を入れる余地があり、ボールを取り返すのが難しかった」。思いもかけなかった黒星スタートに、ペケルマン監督は、悔しさをにじませた。(藤基泰寛)

<<
ニュース一覧へ戻る
>>