抜け目なし「かみつき」スアレス、決勝T進出弾


23分、決勝点を決めるスアレス(右)=ロイター

23分、決勝点を決めるスアレス(右)=ロイター

ウルグアイがエースの一発で、3大会連続のグループリーグ突破を決めた。代表100試合目の出場となったスアレスが今大会初得点を挙げ、チームを開幕2連勝に導いた。

23分の左からのCK。ゴール前に位置した31歳は、後方に下がってからDFの前にすっと入ると、抱きついてきた相手を一瞬のスピードとパワーで振り払い、フリーになって流し込んだ。この点取り屋らしい、抜け目のない動きが際立った。

初戦のエジプト戦では決定機を逃し、批判を浴びた。所属するバルセロナ(スペイン)でゴールを量産するウルグアイの大黒柱は、自身の節目ということもあり、サウジアラビア戦のプレーが注目されていた。そこで決勝点を決め、「内容には満足していないが、僕たちは決勝トーナメントに行くために勝つことだけを考えていた」と淡々と語った。

前回ブラジル大会では、相手選手にかみつくという暴挙で決勝トーナメントに出場できなかった。

10代からスアレスを知るタバレス監督は「この4年で選手としてだけではなく、ピッチ外でも成熟した」と話す。まずはロシアでの批判をはね返した世界最高クラスのストライカーが、ブラジルでの汚名を返上する機会を得た。(星聡)

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