セネガルの「弱点見つけた」本田「次で決める」

 別メニューから全体練習に合流した本田=稲垣政則撮影
別メニューから全体練習に合流した本田=稲垣政則撮影

MF本田(パチューカ)の頭には、「勝利」の2文字しかないようだ。22日のキャンプ地・カザンでの練習後、24日(日本時間25日)に対戦するセネガルが話題になると、不敵に笑った。「自分の中ではいくつか弱点を見つけていて、そこをどう突けるか」

初戦のコロンビア戦では、後半に途中出場。CKでFW大迫(ブレーメン)の頭にピタリと合わせ、決勝ゴールをお膳立てした。先発から外れたことには悔しさもあったはず。しかし、そんな感情は表に出さず、コロンビア戦で打撲した右太ももの回復に努めながら、冷静に闘志を燃やしていた。

グループリーグの山場がセネガル戦という考え方は、周囲と同じ。ただ、その視点が少し違う。2010年の南アフリカ大会では、1トップの位置で起用されて16強進出に貢献したが、グループリーグ第2戦ではオランダに敗れている。その経験から、「2戦目で(グループリーグ突破を)決められなかった場合、ベスト16、8をかけた戦いがすごく消耗した状態になる」。だからこそ、「理想は2戦目で決める(こと)。その後に本当の意味で、上を目指す戦略を立てられる」と強調する。決勝トーナメントを見据えての「必勝」の誓いというわけだ。

今大会は絶対のレギュラーではなく、ポジションを争う立場。だが、16強進出をあくまでも通過点とする本田にとって、先発か控えかはあまり意味を持たない。W杯で日本人歴代最多の3得点を挙げている勝負強さの秘密は、やはりこのメンタリティーにある。(崎田良介)

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