「止めるのは困難」ベルギー恐怖の2人が圧倒

 チーム3点目を決めたルカク=ロイター
チーム3点目を決めたルカク=ロイター
 先制のPKを決めたE・アザール〈10〉=AP
先制のPKを決めたE・アザール〈10〉=AP

 

ベルギー 5 – 2 チュニジア

ベルギーが圧倒的な攻撃力を見せつけた。数多くの逸材を抱えるチームにあっても際だっていたのは、ともに2得点のE・アザールとルカクだ。

まず先制点を呼び込んだのは、27歳のE・アザール。開始早々、最初の一歩で相手を置き去りにできるエースが、スタンドを沸かせた。右サイドを突破すると相手のタックルでファウルを受け、自らPKを蹴り込んで流れをつかむ。51分には後方からのパスに抜け出し、GKとの1対1では右足でちょんとボールを動かしてかわしゴールへ。スピードに乗ったままでもぶれない、技術を見せつけた。

スピードと技では、ルカクも劣らない。身長1メートル90、体重90キロを超える巨体と俊敏さを併せ持つ25歳は、16分、左に動きながらメルテンスからのパスを足元に呼び込むと、腰をひねらせて逆サイドのゴール右隅に左足で蹴り込んだ。前半終了間際にはDFラインの裏を取り、迫る相手GKをあざ笑うかのように、今度は右足で浮かしたシュートを流し込み、突き放した。

彼らが日頃プレーするのはイングランド・プレミアリーグ。世界一当たりが激しいとされるリーグで、ともに所属クラブのエースとして得点力に磨きをかける。チュニジアのマールル監督を「ポジションを変えながら迫る2人を止めるのは困難だった」とうならせた。

ルカクは第1戦のパナマ戦に続く2得点で、通算4得点はポルトガルのエースFWロナルドと並び、この時点の最多。E・アザールは「彼は何でもできる。一緒にプレーすれば互いに高め合い、チームを勝たせることができる」。手応え十分の表情で、言い切った。(岡田浩幸)

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