サブが鼓舞、代表に一体感…声張り上げる槙野


チームの雰囲気を盛り上げる槙野(左)と宇佐美=稲垣政則撮影

チームの雰囲気を盛り上げる槙野(左)と宇佐美=稲垣政則撮影

2大会ぶりのグループリーグ突破に近づいている日本。今のチームには、短期決戦を戦う上で欠かせない一体感がある。

ここまでの2試合は先発メンバーが同じで、途中出場の選手も計4人。なかなか出番が回ってこない選手も多いが、必死にチームを盛り上げている。

特に目立つのが、年長の選手たち。DF槙野(浦和)は、「苦しい時はベンチを見ろよ」と先発メンバーを送り出し、劣勢の時も「もっと(仲間を)鼓舞していこうぜ」と声を張り上げる。大会直前に昌子(鹿島)にポジションを奪われた形だが、「悔しさはあるが、自分にしかできないこともある」。MF本田(パチューカ)も出番を待っている時は、ピッチに向かってアドバイスを送り続けている。

プレーしている選手にも思いは通じている。FW大迫(ブレーメン)は、初戦のコロンビア戦で決勝ゴールを決めると、一目散に仲間のもとへ。「点を取った時はベンチへ行こうと考えていた」と喜び合い、セネガル戦で得点したMF乾(ベティス)も、ベンチへ駆け寄って抱き合った。

2010年の南アフリカ大会では、先発から外れた中村俊輔(現磐田)らがベンチで声をからし、ペットボトルやタオルを配って回った。高まった団結力は、16強入りの要因の一つになった。当時と同様、チーム一丸で戦う姿勢が、好結果につながっている。(藤基泰寛)

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