スペイン同点弾、オフサイドがVARで覆り騒然


後半ロスタイム、同点ゴールを決めるアスパス〈17〉(AP)

後半ロスタイム、同点ゴールを決めるアスパス〈17〉(AP)

スペインにとっては予期せぬ展開だったろう。イニエスタがボール処理を誤って先制を許し、流れるような連係からイスコの得点で追いつくも、81分、CKから相手に再び勝ち越しを許す。すでに敗退が決まっているモロッコの勝利への執念はすさまじかった。

守りを固めて逃げ切りを図ろうとする相手を仕留めたのは後半ロスタイム。実にしたたかなプレーだった。

ゴールラインからボールが出た直後、気を緩めた相手選手の隙を見逃さず、右CKから間髪を入れずにリスタート。カルバハルのクロスをゴール前の近いサイドに走り込んだアスパスが押し込んだ時、不意をつかれたモロッコはGKも含めて対応が遅れていた。

いったんはオフサイドと判定されるもVARで得点が認められ、これを不服とするモロッコ選手が猛然と抗議して騒然となった。スペインはこの土壇場の得点でB組1位に。殊勲のアスパスは地元メディアに「家族が初めて見に来たW杯の試合でゴールを決められた。本当に最高の瞬間だ」。モロッコを出し抜く会心のゴールを喜んだ。(風間徹也)

<<
ニュース一覧へ戻る
>>