ポーランド戦、こぼれ球に食らいつけ

1勝1分けでセネガルと並びH組首位に立つ世界ランキング61位の日本は28日午後5時(日本時間同日午後11時)から、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を懸けてポーランドとの最終戦に臨む。26日には試合会場のボルゴグラードへ移動。相手は2敗で敗退が決まっているとはいえ、2016年欧州選手権8強で、世界8位の強豪国。日本にとっては気の抜けない一戦だ。

ポーランド戦へ向け調整する岡崎(中央)ら(26日、ロシア・カザンで)=稲垣政則撮影

日本は、勝つか引き分ければ16強入りを決められるが、負けた場合は同時に行われるセネガル―コロンビア戦の結果次第で3位敗退となる可能性もある。

日本はW杯で、欧州勢と過去2勝3分け3敗とほぼ五分の成績を残している。ポーランドとは直近の対戦が02年と古いが、過去2戦2勝と相性はいい。

ポーランドはエースのレバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)がまだ無得点だが、今季のドイツ1部リーグ得点王(29点)を侮ることはできない。「チームとして機能していなくても、彼の一発で点を取れる」とDF吉田(サウサンプトン)は警戒する。

日本にとっては、エースを狙って送り込まれたロングボールをDFラインではね返した後の対応も重要。こぼれ球を拾われて波状攻撃でレバンドフスキにつながれると、失点の確率が高まるからだ。2度追いついて引き分けに持ち込んだ24日のセネガル戦では中盤の選手がこぼれ球を多く拾うことができ、「主導権を握ることにつながった」と主将のMF長谷部(フランクフルト)。今回も同様の粘り強さが求められる。

西野監督は前2試合を同じ先発11人で臨み、前戦から中3日での3試合目と疲労もあるが、「ここで負けて敗退したら、ここまでの2試合は何の意味もなくなる。覚悟を持って戦う」と吉田は強調した。(藤基泰寛)

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