川島それはないって~日本はGKを替えるか

川島それはないって――。サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で精彩を欠く日本のゴールキーパー(GK)川島永嗣について、そんなフレーズがインターネット上で拡散している。ポーランドとの今大会3試合目(日本時間28日23時キックオフ)で、日本の西野朗監督は守護神交代に踏み切るだろうか。(読売新聞メディア局編集部・込山駿)

セネガル戦で先制を許し、ぼう然とする川島(ロイター)

今大会2試合目のセネガル戦で、川島は11分、自身の真正面に飛んできた低いシュートを、キャッチせずにパンチングではじき、そのボールが目の前にいた相手のエースFWの足に当たって先制点を許した。本人は「完全に自分のミス」と認めた。西野監督も「難しい対応ではなかったと思う。それをああいう判断をしたのは、非常に残念。ただ、その後は永嗣らしい修正をしてピンチも救った」と、擁護しつつコメントした。

ツイッターなどでは、進境著しい点取り屋・大迫勇也の代名詞となりつつある言葉をもじった川島批判の書き込みが続出している。

「『大迫半端ないって』の対義語に『川島それはないって』」

「キャッチするボール、めっちゃパンチングするもん」

また、イギリスの公共放送BBCは「川島の大失態は高い代償を払うところだった」などと公式サイトで酷評した。国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトは、川島のミスの直前に日本選手のクリアが短くなってセネガル選手に拾われたプレーと合わせて「間違い続きの喜劇」と皮肉った。

不振は、セネガル戦だけの話ではない。1試合目のコロンビア戦でも、ゴール左下に来た相手の直接FKを両手で捕球し、ゴールラインを割って失点したが、片手を伸ばしてかき出していれば防げた可能性はある。

開幕前の強化試合でもミスが続いた。2010年W杯南アフリカ大会の直前、27歳の控え選手だった川島を正GKに格上げした岡田武史監督(当時)は「体が(セーブの際に)よく伸びている」と説明したものだったが、かつて抜てきの理由とされた長所を、最近の川島には見いだしにくい。

ポーランド戦、西野監督の決断に注目

今後の起用法について、西野監督はセネガル戦の終了直後、「しっかり分析しないといけない」と語った。守備の屋台骨を支える先発GKを大会中に交代すれば、それは大きなリスクを伴う策で、日本が過去5大会で行った前例もない。ただ、今大会はアルゼンチンに2試合目で失点につながるGKのミスがあり、先発を別のGKに替えた3試合目で逆転のグループリーグ突破を果たした。

川島から、年下の東口順昭か中村航輔へ。そんな世代交代を、日本は決断するのか。

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