香川と乾、技巧派MFの連係が強豪崩すポイント

 ウォーミングアップで汗を流す香川(27日)=宇那木健一撮影
ウォーミングアップで汗を流す香川(27日)=宇那木健一撮影
 ポーランド戦へ向け調整する乾(26日)=稲垣政則撮影
ポーランド戦へ向け調整する乾(26日)=稲垣政則撮影

世界ランキング61位の日本は28日午後5時(日本時間同日午後11時)から、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を懸けてポーランド(世界8位)とのH組最終戦をボルゴグラードで戦う。ともに1得点を挙げている香川(ドルトムント)、乾(ベティス)の両技巧派MFの連係が、敗退決定とはいえFWレバンドフスキを擁して2016年欧州選手権8強の実績を持つ強豪を崩せるかが焦点の一つだ。

セネガルとともに1勝1分けで首位に並ぶ日本は、勝つか引き分けで16強入りが決まり、敗れた場合も同時キックオフのセネガル―コロンビアの結果次第で突破の可能性は残る。

「自分たちの戦い方を忘れず、相手の弱点を突いていきたい」と香川は意気込む。24日のセネガル戦と同様、2人の連係と技術の高さを軸としたパスワークと、MF柴崎(ヘタフェ)の中長距離の展開力とを両立させた攻撃で主導権を握りたい。

「(乾)貴士の考えていることはよく分かっている」と香川が言い、乾も「すごくやりやすい関係」と認める関係性は、08年から3季、C大阪(08~09年はJ2)でともにプレーして培われたもの。しかし乾が加入した当初は、むしろ激しいライバル関係にあったという。

同学年で、ポジションも同じトップ下。当時を知るC大阪の小菊昭雄コーチは「(香川)真司のゴールを貴士は喜ばないし、逆もそうだった。ひどい時はパスも出さなかった」と振り返る。20歳前後と若く、血気盛んな時期の「あいつには負けたくない」という感情の表れだったが、それはお互いを高めあうことにもつながった。

その後、香川は、ドイツでゴール前での機敏さを発揮して優勝を経験。ドイツを経て憧れのスペインへ渡った乾も持ち前の技術を磨き抜いた。そして、ともにけがを乗り越えて今大会に間に合う形で、再びタッグを組んだ。

ポーランドは24日のコロンビア戦で、ロドリゲスとキンテロの両MFによる素早いパス回しを止められず3失点。香川と乾も、その再現を狙いたい。(藤基泰寛)

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