「楽しみにきた」FIFA前会長、観戦で物議

国際サッカー連盟(FIFA)倫理委員会から6年間の資格停止処分を受け、全てのサッカー活動を禁じられたブラッター前会長が試合観戦のためロシアを訪れ、物議を醸した。ロイター通信などによると、ファンIDを首から下げて「W杯を楽しみにきた」と話す82歳は20、22日の2試合を観戦し、帰途に就いた。

ブラッター氏は2015年のFIFAスキャンダルの責任を取って辞任後、公の場に姿を現していなかった。18、22年W杯開催地を決めた10年FIFA理事会では、会長として18年をロシアにするよう主導したと後に告白。組織委員会からチケットの提供を受けて招かれたという前会長は、プーチン大統領とクレムリンで「私的な会談」も行った。

FIFAは眉をひそめながらも、おとがめなし。到着時に「私のW杯だ」と感じたというブラッター氏は滞在中、30年W杯はイングランドを中心に共催すべきだとの持論も展開したという。(風間徹也)

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