「良いプレーや結果継続、プレッシャー」宇佐美

引き分けでもグループリーグ突破を決められるうえ、相手はすでに敗退が決まっていたポーランド。比較的有利な条件で迎えた最終節に、日本は先発メンバーを6人も入れ替えて臨んだ。西野監督は「目に見えない疲労やダメージがある」として、ここまでゴールを決めていた香川や乾らをベンチに置き、武藤や宇佐美らをピッチに送り出した。

ただ普段からやり慣れてはいないメンバー構成に加え、「(2戦目までの)良いプレーや結果を継続しなきゃいけないというプレッシャーがあった」と宇佐美。出番を待っていたはずの選手たちの動きは硬かった。

後半、今大会初先発の山口蛍が自陣ゴール前でファウルし、ポーランドにFKを与えてしまうと、クルザワが左足で送ったボールをベドナルクに直接合わせられて先制されてしまう。ベドナルクへのマークをあっさりと振り切られ、フリーでシュートを許したのは、W杯初出場の酒井高だった。

大会前から課題のセットプレーでの失点をまたも繰り返し、「あれだけ練習していながら、何度もやられている」と長友。酒井高も、「マークを外したことが悔やまれる」と唇をかんだ。

この試合の結果だけを見れば、西野監督の選手起用は裏目に出た格好だ。一方で、本田や香川らを温存し、決勝トーナメント進出も果たしており、「勝ち上がることを前提として、きょうのゲームを考えていた」という指揮官の狙いは、外れていないとも言える。この黒星の意味は、初の8強入りを懸けた次戦で、どんな戦いを見せられるかで決まってくるのだろう。(藤基泰寛)

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