ベルギーといえば…W杯初の勝ち点挙げた相手


ランニングで調整する(左から)本田、香川、大迫=稲垣政則撮影

ランニングで調整する(左から)本田、香川、大迫=稲垣政則撮影

グループリーグH組2位で、2大会ぶりに決勝トーナメントに進出した世界ランキング61位の日本は7月2日(日本時間3日)、G組1位のベルギーとベスト8を懸けて対戦する。世界ランキング3位の強敵だが、日本は2002年日韓大会と10年南アフリカ大会で16強止まりだっただけに、今回こそ史上初の準々決勝進出を果たしたい。

ベルギーとは昨年11月の欧州遠征で対戦し、0―1で敗れた。しかし、過去の通算成績では2勝2分け1敗と、前回の試合が初めて喫した黒星。02年日韓大会ではグループリーグで引き分け、日本にとってはW杯で初めて勝ち点を挙げた験のいい相手でもある。

ベルギーは、ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)やE・アザール(チェルシー)ら強力FWがそろうタレント集団。昨年11月の親善試合はE・アザールが出場せず、DF長友(ガラタサライ)は「ちぐはぐだった」と語ったが、今大会ではG組で3戦全勝、9得点2失点のトップ通過。チーム力は数段上がっており、主将のMF長谷部(フランクフルト)は「親善試合の時とは全然違う。あの時は守備で手応えを感じたが、その感覚でやるとやられる」と警戒する。

ただ、日本も西野監督に体制が変わり、今大会ではコロンビアに勝ち、身体能力に優れたセネガルと引き分けるなど、相手の長所を消すチームの連係は間違いなく成長している。DF吉田(サウサンプトン)は「個で勝負するのではなく、グループとして守備を形成し、1人でダメなら2人で、2人でダメなら3人で、という形を作りたい」。ベルギーの個人技を組織で封じる日本らしい戦いで、勝機を見いだしたい。

(崎田良介)

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