原辰徳氏、ポーランド戦采配「素晴らしい決断」

 自身の野球人生について語る読売巨人軍の原前監督(福井市で)
自身の野球人生について語る読売巨人軍の原前監督(福井市で)

読売巨人軍の原辰徳前監督(59)が30日、福井市内で特別講演会(特別協賛・福井県読売会)に臨み、野球人生や采配の哲学を語った。サッカー・ワールドカップ(W杯)日本代表の西野朗監督を「ポーランド戦の戦術が批判されているが、確固たる目標に向けて、リスクを負う覚悟があった」とたたえた。

1月の野球殿堂入りを記念し、母校の同窓会の東海大福井県校友会などが主催。会場のアオッサ県民ホールは約600人で満席になった。

原前監督は、長嶋茂雄さんらに憧れて野球を始め、東海大で監督を務めた亡き父・貢さんの厳しい指導のおかげで、巨人入りの夢が実現したと語った。

監督としての哲学を「勝利を最優先に考え、結果の責任は常にとる」と説明。W杯決勝トーナメントに出るため時間稼ぎを指示した西野監督に触れ「次に進もうという強い意志で下した、素晴らしい決断」と称賛した。自らの今後について「情熱は消えていない。これからも大好きな野球に関わり続けたい」と力強く述べ、講演を締めくくった。

原前監督のユニホーム姿で参加した勝山市の会社員男性(57)は「一つひとつの言葉が響く、あっという間の時間だった」と興奮した様子だった。

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