解任は「尊厳踏みにじるもの」、ハリル氏が提訴

日本サッカー協会から4月7日付で日本代表監督を解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(66)が24日、解任発表の記者会見で名誉を傷つけられたとして、日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)と協会を相手取り、慰謝料1円と、全国紙5紙への謝罪広告を求めて東京地裁に提訴した。

訴状によると、田嶋会長は4月9日の記者会見で、「選手とのコミュニケーションや信頼関係が薄れてきた」などと解任理由を説明。ハリルホジッチ氏は、「コミュニケーション能力を持たず、独裁的であるかのような印象を与え、名声や評価を奪われた。尊厳を踏みにじるものだった」などと主張している。

ハリルホジッチ氏の代理人弁護士は「謝罪を求める象徴的な意味で1円を請求した」と説明。ハリルホジッチ氏は「名誉はもちろん、選手たちとの3年間にわたる努力やサポーターたちの思いも否定された。敬意のない発言や対応を受け入れられない」とのコメントを出した。

協会は「訴状を見ていないのでコメントできないが、名誉毀損(きそん)に該当する事実はないと考えている」としている。

<<
ニュース一覧へ戻る
>>