吉田「動きの質落ちた、経験的・精神的な部分」

まさかの結末に、日本代表の選手がぼう然とピッチに立ち尽くした。ベルギーから2点を先取。狙い通りの展開だったが、世界トップクラスのクラブで活躍する選手がそろう強豪の反撃に遭い、押し切られた。

前半は、相手の多彩な攻撃に耐える展開。48分、原口が先制ゴールを決め、4分後には乾が追加点。DF長友佑都(ガラタサライ)は「(これで)いけるという気持ちになった」と話した。

しかし65分、ベルギーは一気に長身の選手2人を投入し、波状攻撃を仕掛けてきた。69分に1点を返されると、74分にヘディングシュートをたたき込まれ、同点。勢いは止められず、後半ロスタイム、日本のコーナーキックをキャッチしたGKが転がしたボールから逆襲を受け、決勝点を許した。同点ゴールと決勝ゴールを決めたのは、65分に投入された2人の選手。DF吉田麻也(サウサンプトン)は「2―0になり、動きの数も質も落ちた。それは経験的、精神的な部分」と悔しがった。

三たび8強入りを阻まれ、主将のMF長谷部誠(フランクフルト)は「最後にああやってやられるのは試合巧者ではないということ。いいチャレンジをしたので結果が欲しかった。この戦いが大きな(意味のある)ものになるかは未来が決める」。4月に急きょ就任した西野朗(あきら)監督率いる「西野ジャパン」のロシアでの挑戦が、終わった。(崎田良介)

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