乾の持ち味「何をするか分からない」恩師が分析


52分、日本2点目のゴールを決めた乾貴士選手(左)=宇那木健一撮影(2日、ロシア・ロストフナドヌーで)

52分、日本2点目のゴールを決めた乾貴士選手(左)=宇那木健一撮影(2日、ロシア・ロストフナドヌーで)

【ロストフナドヌー(ロシア)=内本和希、波多江一郎】試合を重ねるごとに日本中の期待が高まったサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会。逆転負けを喫したベルギー戦では、W杯初出場の両サイドハーフの2人がゴールネットを揺らした。8強進出というサムライブルーの悲願は、4年後に持ち越される。

セネガル戦同様、右足から放ったシュートがゴール右すみに吸い込まれると、左サイドのMF乾貴士選手(30)は控え選手の元に駆け寄り、抱き合って喜んだ。

「ドリブルもパスもできる。ボールを持った瞬間、何をするか分からないのが乾の持ち味」。滋賀県立野洲高で指導した山本佳司・総監督(54)は教え子の活躍をそう分析する。

同級生で現在は同高サッカー部コーチの長谷川敬亮さん(30)は高1の時、台風のグラウンドで一人、ドリブル練習をする乾選手を見かけた。「一番うまいやつが、一番練習していた」

卒業後はJ1とドイツを経て、2015年8月、27歳でスペインリーグへ。山本総監督が「今でもサッカーがうまくなりたいと本気で思い続けている永遠のサッカー小僧」と呼ぶ乾選手は試合後、「(今大会を)経験した選手が4年後に向けて引っ張っていければいい」と前を見据えた。

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