DF吉田「たられば、言ったらキリないけど…」

 穏やかな表情の昌子(3日)=稲垣政則撮影
穏やかな表情の昌子(3日)=稲垣政則撮影
 キャンプ地のカザンに戻った吉田(3日)=稲垣政則撮影
キャンプ地のカザンに戻った吉田(3日)=稲垣政則撮影

決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れた日本代表は、試合から一夜明けた3日、会場のロストフナドヌーからチャーター機でキャンプ地のカザンに戻った。

ハリルホジッチ前監督の解任を受けて、4月に急きょ就任した西野監督。この日は、ともにチーム作りを進めてきた手倉森コーチ、森保コーチら、コーチ、スタッフ陣と、慣れ親しんだ練習場のピッチでパス回しをするなど、和やかな雰囲気で互いの労をねぎらった。

ただ、西野監督の頭からは、2点を先行しながら逆転負けで初のベスト8進出を逃した試合が頭から離れなかった様子で、「パフォーマンス的にも戦えるゲームができた。さらに、勝てる状況もあった。勝ち上がれなかったのは残念」と改めて悔しさをにじませた。

その思いは、選手も同じ。激闘と、W杯が終わった喪失感で選手は一様に疲労の色が濃く、後半ロスタイム、ベルギーに相手GKからのカウンターで決勝点を許したシーンで、ゴールを決めたシャドリに追いすがったDF昌子(鹿島)は、「頭の中で失点シーンがずっと回っていた」と、眠れなかったという。DF吉田(サウサンプトン)も、「最後のカウンターで、例えば僕がGKをブロックしておけば良かったとか、『たられば』を言ったらきりがないけど、そういうずる賢さ、うまさがなかったと一晩考えていた」と明かした。

しかし、ロシア大会が終わり、すぐに次回の2022年カタール大会に向け、日本代表が動き出さなければいけないのも事実。3日に日本代表からの引退を明らかにした主将のMF長谷部(フランクフルト)は、「日本サッカーは段階を踏んできていると思うし、推し進めてほしい。これからの世代の選手に期待したい」と、後輩たちにバトンを渡した。W杯8強進出、さらに大きな夢を託され、日本代表はまた新たな4年に挑む。(崎田良介)

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