ハリルJの欧州遠征から本田、岡崎、香川外れる

日本サッカー協会は31日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会に向けた11月の欧州遠征でブラジル、ベルギーと対戦する日本代表25人を発表した。常連のFW本田(パチューカ)、岡崎(レスター)、MF香川(ドルトムント)が招集されず、浦和の長沢が初選出された。

国内組が13人を占め、J1得点王争いでトップ(20得点)に立つ興梠(こうろき)や西川が復帰するなど浦和から最多5人が選ばれた。元神戸所属で、今年夏にベルギーに移籍して6得点の森岡も復帰した。

世界ランキング44位の日本は、11月10日に2位のブラジルと仏リールで、14日に5位のベルギーとアウェーのブルージュでそれぞれ対戦。ハリルホジッチ監督は「私の中では世界の2強だ。力強く、タレントを擁している。試合を通じ、多くの可能性を探す。何も失うものはない」と語った。

◆ベテラン苦境(解説)

本田、岡崎、香川がそろって外れるのは、国内組だけの編成時を除くと、岡崎が最も遅れて代表デビューした2008年10月以降、初めてだ。長く日本の攻撃を先導してきた3人が、ロシアW杯前、最大の腕試しの場に呼ばれなかった。

ハリルホジッチ監督は、次に海外組を呼べる来年3月にチームの骨格を固めたい考えで、今回は大きな判断材料になる。選外とした理由を「(直近の)合宿であまり評価していない。本来のパフォーマンスを取り戻すべきだ」などと説明した。

昨年から所属クラブでも代表でも出番が減り、パスワークで挑んだブラジルW杯当時から、堅守速攻へと基本戦術が変わったことも苦境に立たせた。香川は10月、「このサッカーに、どう自分の色を出せるか試行錯誤したい」と、居場所が定まらない感覚を漏らした。

FW三浦(横浜C)ら歴代の中心選手を見ても、<代表の寿命>のサイクルは、10年あまりで巡ってくる。本田や香川は「集大成のW杯」と公言しているが、指揮官の選考基準は厳しい。(青柳庸介)

 

◇サッカー日本代表

※印は初選出 年齢 所属

GK 川島永嗣 34 メス

東口順昭 31 G大阪

西川周作 31 浦和

DF 長友佑都 31 インテル・ミラノ

槙野智章 30 浦和

吉田麻也 29 サウサンプトン

酒井宏樹 27 マルセイユ

酒井高徳 26 ハンブルガーSV

車屋紳太郎 25 川崎

昌子源 24 鹿島

三浦弦太 22 G大阪

MF 長谷部誠 33 フランクフルト

倉田秋 28 G大阪

山口蛍 27 C大阪

森岡亮太 26 べべレン

長沢和輝※ 25 浦和

遠藤航 24 浦和

井手口陽介 21 G大阪

FW 興梠慎三 31 浦和

乾貴士 29 エイバル

大迫勇也 27 ケルン

原口元気 26 ヘルタ

杉本健勇 24 C大阪

久保裕也 23 ヘント

浅野拓磨 22 シュツットガルト

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