【準決勝プレビュー】高さのイングランドか? 粘りのクロアチアか?

クロアチア対イングランド 日本時間12日午前3時

初の決勝進出を目指すクロアチアと、地元で優勝した1966年大会以来となる優勝を狙うイングランドの対戦。国際サッカー連盟(FIFA)によれば、これまではイングランドが4勝1分け2敗と勝ち越しており、W杯での顔合わせは初めて。

クロアチアのモドリッチ

クロアチアの不安は、決勝トーナメント1回戦から2試合連続で延長戦、PK戦を勝ち抜いてきたことによる体力面だろう。イングランドがパスワークを駆使し、それを追いかけて走り回るようだと、終盤に息切れの可能性もある。MFモドリッチを中心に球をキープする力はあり、先制して主導権を握りたい。右サイドでチャンスメーカーとなるDFブルサリコが準々決勝で負傷し、回復が間に合うか。ダリッチ監督は「これまでの相手とは違うサッカースタイル。だが、われわれには向いている」とイングランドに対して自信をのぞかせた。

イングランドのマグワイア(中央)。右はケーン

イングランドはここまでの5試合で11得点を記録しているが、セットプレーを生かしたのは8点(うちPKで3点)。マグワイア(1メートル93)、ストーンズ(1メートル88)など長身DFに合わせる攻めが大きな得点源だ。MFヤング、DFトリッピアーらのクロス攻撃でも、クロアチア守備陣に圧力を加えたいだろう

中盤ではMFヘンダーソンとモドリッチの対決も見どころ。今年5月の欧州チャンピオンズリーグ決勝でも対戦し、モドリッチのレアル・マドリード(スペイン)がヘンダーソンのリバプール(イングランド)に3-1で勝っている。そのライバルについてヘンダーソンは「プランは明かせないが、彼の動きを封じるためには何でもやる」と意気込みを語った。(ライター・石川聡)

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