日本製4輪駆動の芝刈り機、W杯熱戦を支える


W杯会場で使用された芝刈り機(5月24日、モスクワ・スパルタク競技場で)=IHIアグリテック提供

W杯会場で使用された芝刈り機(5月24日、モスクワ・スパルタク競技場で)=IHIアグリテック提供

長野県松本市石芝に工場がある農機や芝草管理用機器製造「IHIアグリテック」の芝刈り機が、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会を支えている。大会は残り決勝と3位決定戦と佳境を迎えているが、機械は大会後も現地に残される見込み。「W杯効果」で同社には新たな引き合いが相次いでいる。

使用されたのは、人が乗って操縦する4輪駆動可能なタイプ。松本本社の工場で製造され、計10台以上が納品された。確認はしていないが、同社は「(試合の)条件を統一するために、おそらく全12会場で使われているのでは」としている。

同社販売企画課の小江雅彦さん(47)によると、採用が決まった後、特に外国からの問い合わせが目立っているという。同社製品は別の機種が松本山雅FCの本拠地・アルウィンやAC長野パルセイロの本拠地・長野Uスタジアムでも芝刈りに使用されている。

小江さんは「当社の芝刈り機はまだゴルフ場での使用が多いが、日本もスポーツフィールドへの意識は高まっており、競技場のレベル向上にも貢献したい」と話している。

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