【3位決定戦プレビュー】ケーンとルカク、得点王争いも注目

ベルギー対イングランド 日本時間14日午後11時

国際サッカー連盟(FIFA)によれば、両者の対戦はイングランドが15勝5分け2敗と圧倒的に優勢だが、W杯に限れば1勝1分け1敗の五分。今大会ではグループリーグG組でベルギーが1-0で勝っているが、共に決勝トーナメント進出を決めた後で主力を温存した試合だった。今回はベルギーが1986年大会の4位を上回る同国史上最高、イングランドは自国で優勝した66年大会に次ぐ3位を懸けての対決だけに、予断を許さない。

57分、今大会6得点目となる先制のPKを決め、喜ぶイングランドのケーン(中央)=三浦邦彦撮影

ゴールデンブーツ賞として表彰される得点王も懸かりそうな一戦だ。現在のトップは6点を挙げているイングランドのFWケーン。これを上回れる可能性が最も高いのが、4点(2位タイ)で追うベルギーのFWルカクだ。決勝トーナメントに入ってからの3試合は、ケーンが1回戦のコロンビア戦で1点(PK)、ルカクが無得点と、鳴りを潜めているだけに、それぞれエースストライカーの貫禄を見せたいところだ。

13分、ブラジルのオウンゴールで先制して喜ぶルカク(中央上)らベルギーの選手たち(6日)=宇那木健一撮影

イングランドはもちろん、ベルギーもイングランド・プレミアリーグでプレーする選手多く、随所で興味深いマッチアップがありそうだ。マンチェスター・ユナイテッド所属のルカクが対するのは、マンチェスター・シティーのDFストーンズで、普段からライバルだ。ケーンはトットナムのチームメートであるフェルトンゲン、アルデルウェイレルトのDF陣を相手にする。

ベルギーのマルティネス監督は「いい感じでW杯から去りたいという以外にない。そのために全力を尽くす」、イングランドのサウスゲート監督も「(準決勝で敗れた後は)明らかに精神的にきつかった。われわれは高い基準を設定したので、最後までそれをキープしたい」と、今大会最後の試合に向けた抱負を語った。(ライター・石川聡)

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