悲願の頂へ母国の命運握るロナルドとメッシ

欧州CL通算100得点目を挙げ、喜ぶメッシ(2018年3月14日撮影・ロイター)

世界最大のスポーツの祭典に花を添えるのが、豪華なスター選手たち。約10年間、世界のサッカー界をリードしてきたポルトガルのクリスティアノ・ロナルド、アルゼンチンのリオネル・メッシという両雄に加え、強豪チームのエースたちによる新たな名勝負が紡がれるのか注目だ。

ともに驚異的な得点力でサッカーの歴史に名前を刻むスーパースター2人が、ロシアを舞台に競演する。ロナルドとメッシ。いずれも唯一手にしていないW杯の優勝トロフィーをつかむため、しのぎを削る。

主将でありエース、ともに母国の命運を握るのは疑いがない。ロナルドは欧州予選9試合で計15得点と圧巻のゴールラッシュ。不調が続いたメッシは最終戦のアウェー、エクアドル戦でハットトリック(3得点)をマーク、南米予選敗退の危機からチームを救った。

クラブレベルでの戦いが、お互いを高めてきた。高速ドリブルが武器のロナルドはレアル・マドリード、<黄金の左足>を持つメッシはバルセロナ、歴史的に世界が注目してきたスペインでのライバル関係の中、欧州チャンピオンズリーグ(CL)も含めてチーム、個人のタイトルを競って獲得してきた。仏専門誌が選定する年間最優秀選手賞「バロンドール」でも史上最多の5度ずつの受賞と譲らない。

復調ぶりをアピールするロナルド(2018年2月10日撮影・ロイター)

ポルトガルは2016年欧州選手権を初制覇、ロナルドとともに円熟期にある。一方、メッシは同年、アルゼンチン代表から一度は引退したが、14年ブラジル大会決勝でドイツに敗れて果たせなかったW杯制覇のために復帰を決断。ともに4度目のW杯、30歳代になって初めて臨む。競演は最後になる可能性もある2人が、大会を熱くする。

 

◇クリスティアノ・ロナルド(Cristiano Ronaldo)32歳

2009年からレアル・マドリードでプレーし、所属3クラブでの欧州CL通算114得点(予選を含むと115得点)はメッシの97得点を上回る歴代最多。バロンドールは08、13、14、16、17年に受賞。W杯過去3大会で通算3得点。1メートル87、84キロ

 

◇リオネル・メッシ(Lionel Messi)30歳

17歳でバルセロナのトップチームデビュー、昨年4月にクラブの公式戦500得点に到達した。バロンドールを2009~12、15年に受賞。W杯では準優勝した前回大会で最優秀選手に選出、過去3大会で通算5得点。1メートル70、72キロ

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