代表主力組が新天地へ~出番を重視しW杯へ

サッカーの欧州主要リーグの冬の移籍期間が終わり、長友がガラタサライ、原口がデュッセルドルフへ共に期限付き移籍するなど、日本代表の主力も新天地を求めた。ワールドカップ(W杯)ロシア大会を万全の状態で迎えるための決断だ。(ロンドン 風間徹也)

早くも活躍しているのは原口。移籍後2戦目、1月27日のカイザースラウテルン戦では、反則を受けて自ら選手生活で初というPKを決め、アシストもマーク。ヘルタとは異なり「あれだけ前線に残らせてもらったら攻撃で力を使える」。2部への移籍にも「自分がしたいことに(W杯まで)トライできる」と前向きだ。

長友は2日、初練習に参加し、「最高の雰囲気。楽しかった」とツイッターにつづった。8季目となるインテル・ミラノで出番に恵まれず、昨夏にACミランからパチューカ(メキシコ)へ移籍後、状態を上げている本田圭佑に刺激を受けたようだ。「サッカー人生のことだけを考えて(加入を)決断」したというトルコの名門で再起を期す。

今季の大活躍が認められた森岡は、同じベルギー1部で上位争いを演じる強豪アンデルレヒトに引き抜かれた。日本代表でも存在感を放つ井手口は、環境の変化というリスクを覚悟でW杯前の欧州初挑戦を決めた。

W杯の日本代表に選ばれるためには所属クラブでの活躍も考慮される。サウサンプトン(イングランド)の吉田麻也は、代表での同僚たちの移籍について「人生を懸けた決断は難しいと思うが、高いレベルで競争する必要がある」と語った。

W杯最終予選、サウジアラビア戦で相手と競り合う原口。2017年9月

◇欧州クラブに移籍した主な日本人選手

選手 年齢 移籍先 旧所属

DF 長友佑都 31 トルコ

1部 ガラタサライ イタリア

1部 インテル・ミラノ

 

MF 森岡亮太 26 ベルギー

1部 アンデルレヒト ベルギー

1部 ベベレン

 

FW 原口元気 26 ドイツ

2部 デュッセルドルフ ドイツ

1部 ヘルタ

 

MF 井手口陽介※ 21 スペイン

2部 クルトゥラル

・レオネッサ J1 G大阪

※イングランド2部リーズに完全移籍後、期限付き移籍

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