アジア勢が南米勢に勝利、21回目のW杯で初

 73分、決勝のヘディングシュートを決め、喜ぶ大迫(中央)と長友(奥)(19日、ロシア・サランスクで)=稲垣政則撮影
73分、決勝のヘディングシュートを決め、喜ぶ大迫(中央)と長友(奥)(19日、ロシア・サランスクで)=稲垣政則撮影

アジア勢が南米勢に勝利するのは21回目のW杯で初めて。前回大会の屈辱を知るMF本田圭佑(パチューカ)とFW大迫勇也(ブレーメン)が、歴史を塗り替える決勝ゴールを生んだ。

1―1で迎えた73分、左からのコーナーキック。途中出場の本田の左足から放たれたボールはゴール前の大迫にぴたり。大迫は密集の中でコロンビア選手に競り勝ち、強烈なヘディングシュートでネットを揺らした。日本のエースストライカーは「子どもの頃から夢だった、この舞台で点を取れてうれしい」と笑った。

前回ブラジル大会では1勝もできず、グループリーグで敗退。最終戦ではコロンビアに1―4の大敗を喫した。「優勝を狙う」と公言していた本田は「非常にみじめだけど、これが現実」と無念の表情を浮かべた。大会を通じて無得点で、コロンビア戦では出番がなかった大迫も「試合を決められる選手にならなくちゃいけない」と誓った。

それから4年。大舞台で雪辱は果たした。「冷静に調子に乗っていけばいい。(セネガルとの)次戦でも結果を出し、グループリーグを突破したい」と言葉に力を込めた本田。ロシアの地で、日本が旋風を巻き起こせるか。(藤基泰寛)

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