ハリル監督「なぜこの時期」解任に不満

記者会見で監督解任の理由を説明する田嶋幸三会長

サッカー日本代表のハリルホジッチ監督の解任と、日本サッカー協会の技術委員長だった西野朗氏の監督就任が9日、発表された。ワールドカップ(W杯)ロシア大会まで2か月という時期の指揮官交代。ハリルホジッチ氏が掲げてきた、「デュエル」(球際での攻防)で負けず縦に速いサッカーというスタイルを貫くだけでは厳しい、という判断も要因となった。

◆田嶋会長 一問一答

記者会見での田嶋会長の一問一答は次の通り。

――もう少し早く解任を決断できたのでは。

「代えること、代えないことのリスク(危険性)があるので、様々な観点から議論してきた。チームを固められるようにしたいと我々も努力したが、残念ながら実現できなかった」

――解任を告げた時のハリルホジッチ氏の反応は。

「まさかこのことを言われるとは、と多少動揺もしたし、怒りもあった。どうしてなんだと理由も聞かれた。彼としては満足ではない、なぜこの時期にということはおっしゃった」

――日本代表監督の基準としては、世界を知っていることが重要だった。(W杯を経験していない)西野氏を選んだ理由は。

「ここは緊急事態。外部の全く知らない人を連れてくるリスクの方が高いと思った。このロジック(論理)を続けていくと、岡田(武史)監督のほかには代表監督ができないことになる。W杯後にクライテリア(基準)は考えないといけない」

――実質、(準備に)3週間しかない。どのように考慮したのか。

「短い期間だからこそ、西野さんにお願いしたということもある。コレクティブ(組織的)に戦う日本選手の能力を出していける、日本らしいサッカーをやってもらいたい。契約期間はロシアW杯まで」

――W杯2か月前の交代。ベスト16に入れなかったときの責任は。

「このまま放置してやっても、責任がなくなるわけではない。この状況を打破するために交代した」

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