独1部昇格争いに頼れる宇佐美は「重圧ない」

1部昇格を目指して、チームを引っ張る宇佐美(手前)(4月7日、独デュッセルドルフで)=岡田浩幸撮影

サッカー日本代表のFW宇佐美貴史とMF原口元気が所属するドイツ2部・デュッセルドルフが、2012~13年シーズン以来の1部復帰を目前にしている。現在首位で、自動昇格圏の2位ニュルンベルクと勝ち点差2、1部16位との入れ替え戦にまわる3位キールとは同差7で、残りは3試合。かつてG大阪でJ1昇格を経験した宇佐美は「結果を出し、チームを勝たせる」と意気込む。

◆G大阪で経験

デュッセルドルフはここまで17勝5分け9敗(勝ち点56)。序盤から順調に白星を重ねてきたが、終盤にきて3連敗するなど、やや足踏みしている状態だ。宇佐美は「昇格が見えてきた中で、チームには若い選手も多く、余裕や隙が生まれてしまったと思う」と話す。

宇佐美は今季デュッセルドルフに加入。前半戦はベンチスタートが多かったが、練習から懸命にアピールし、昨年12月にはドイツを訪れたG大阪時代の恩師・長谷川健太氏(現F東京監督)の激励も受けた。2~3月には4試合連続得点をマーク。4月15日のハイデンハイム戦でもゴールを決め、直近9試合で5得点3アシストと勢いに乗っている。

「昇格争い」は13年、当時J2だったG大阪で経験済みだ。同年8月は5試合で計5得点、同11月にはJ2優勝を決めた山形戦で2得点などゴールを量産し、J1復帰の立役者となった。「G大阪でも最後まで、(2位を)離しては、くっつかれる展開だった。デュッセルドルフにとって長く待った昇格の機会だが、僕自身は重圧はない」と頼もしい。

3月の日本代表のベルギー遠征は原口とともに参加し、「代表にはずっといたいし、ワールドカップ(W杯)への強い思いも変わらない」と宇佐美。憧れのピッチを目指し、まずはクラブに6季ぶりの歓喜をもたらす。(岡田浩幸)

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