清武が猛アピール~精度高いシュート、パスが健在

ドリブルで攻め込む清武(2018年4月11日撮影)

サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会(6月14日開幕)に臨む日本代表23人の選考が注目される中、J1・C大阪のMF清武弘嗣(28)が調子を上げている。相次ぐけがに苦しんできたが、今季J1で初先発した4月25日の仙台戦で2得点。精度の高いキックを武器に、自身2度目の最高峰のピッチを目指す。

仙台戦のゴールは「意外に冷静に、相手の動きが見えていた」。振り返る表情に充実感が漂う。4月28日の磐田戦も先発し、長短のパスで攻撃を活性化した。

昨年2月にW杯を見据え、出場機会などを求めてスペインの強豪セビリアからC大阪に復帰。しかし、けがに悩まされた。昨季はJ1で出場18試合にとどまり、昨年12月のE―1選手権は日本代表入りしながら合宿中に負傷して離脱。今季はキャンプから順調に調整してきたものの、2月半ばに右ふくらはぎを痛め、自身のブログで「(自分は)何をしているんだろう」と心情を吐露した。

それでも4月に復帰し、徐々に清武らしさが戻ってきた。正確なパスやクロス、積極的なドリブルは、単調になりがちなC大阪の攻撃の幅を広げている。

監督交代で、日本代表は短期間でのチーム作りを迫られている。「選手が今まで以上に責任感を持たないといけない。(2014年W杯)ブラジル大会のようなことを繰り返したくない」と清武。ブラジル大会は決勝トーナメント進出を逃し、自身も第3戦のコロンビア戦でわずかな時間、出場しただけだった。「(ロシア大会の)ピッチに立ちたいし、選ばれれば絶対に結果を出さないといけない」。強い決意で、アピールを続ける。(岡田浩幸)

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